株価指数で世界三大利殖のサヤ取り(アービトラージ)を検証する

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はじめに

今回は株価指数の先物で世界三大利殖であるサヤ取り(アービトラージ)を検証してみようと思います。

株価指数の先物は以下の4つです。

  • ダウ30先物(Dow Jones Industrial Average)
  • S&P500先物(S&P 500 Stock Index)
  • ナスダック100先物(NASDAQ 100 Futures)
  • 日経225先物

使用するデータは、以下のサイトから2010-05-20〜2020-06-19の10年間の日足を取得しました。

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サヤを比較する

チャート

チャートにすると比べにくいので、以下ように乗算して比較しました。

  • dow30:変更なし
  • sp500:× 9
  • nasdaq100:× 4
  • n225:変更なし
  • n225 doller:n225 / USD_JPY × 100

株価指数先物のサヤ取り

HTMLファイルはこちら:Arbitrage_days_chart

当たり前だと思いますが、相関性が高そうです。
ナスダックは大きく伸びでいますね。

サヤ取りという視点では、サヤが広がったり狭まったり、または逆転したりといけそうな感じがします。

差分を検証

ダウ30先物を軸に差分のチャートを作成しました。

株価指数先物のサヤ

HTMLファイルはこちら:Arbitrage_days_chart_diff

思ったより大きなうねりになっていますね。

S&P500は比較的安定しているように見えます。

ナスダックはどんどん差が広がっています。ITの力でしょうか。

日経225のドルベースでは、差が右肩上がりになっており拡大しているように見えます。

まとめ

今回は日足ベースでの比較でしたので、相場の大きな流れの比較になった感があります。
この場合は、デイトレで複利効果を得ようというよりスイングトレードか長期トレードになり、相場観を見る必要性が出てくるように思います。

もちろん、世界三大利殖のサヤ取り(アービトラージ)という観点であれば、それで投資ができると思うのですが、私の投資の方針と少しことなります。

やはり1分足で比較するしかないように思います。

大きな流れは見えましたので、デイトレする場合は、損切りは必須なのかなと思いました。

日経225の場合は、ドルベースの方がしっくり来ているように思います。そして右肩上がり。
S&P500は大きなレンジ、ナスダックは右肩下がり(ナスダックが高くなっている)ということを踏まえて検討する必要がありそうです。

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